2014年8月3日日曜日

植物にあった土を用意してあげる

堆肥や野菜などを比較。
有機農業と土づくりというテーマの勉強会を受講してきました。

農業をされている橋本力男さんという方が講師で、実例を交えて様々な話を聞くことが出来た貴重な機会でした。

農業の現状が土を忘れてしまっているというのは、自分の実感だけでなく、やはりかなり一般的な状態なんだということが改めてわかったのと、それを解決するための技術や考え方はまだまだこれから求められるだろうなということを感じました。

最近、自然農法や自然栽培など肥料を使わない農業のあり方が多く提唱されています。その考え方や技術には共感することが多いのですが、中心に「肥料」がある所が不思議に思います。

肥料(チッ素)がないのがいいのであれば、真砂土のようなものが一番いい土になりますが、実際に育ててみれば違う。

農業でも庭でも、植物が育つ環境で中心には「肥料」ではなく「土」が必要になると思います。

どれか一つの最善の方法をさがすのではなく、自分たちのこれから使う土地の土の状態がどうであるかから、そこで育てる植物にあった土の状態を作っていくこと。
木でも、野菜でも、ハーブでも、花でもそれぞれにあった環境を用意できることが、技術なのではないでしょうか。

培養土のサンプル

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