刈り草 |
ゴミとして捨てられていて、時に産業廃棄物という扱いを受ける植物。公園から、家庭から、農地から、山や森から、植物は現状「ゴミ」という扱いを受けてます。
止めたいけど止められない現状。草や落ち葉、収穫終わった野菜の残り、野菜くずなど。剪定した木。
日本ではいたるところでゴミとして捨てられています。
何が問題?
こういった植物の廃棄物は、日本ではほとんどの場合、ゴミとして扱われています。それは焼却などの処理を意味しています。使っているところもありますが、まだまだ割合は少ないです。
森の中では大量に草や枝葉が出ますが、ごみ処理業者、埋立場、焼却施設。全てが不要で、自然の中で処理され、土を肥沃にして環境を整えていってます。
こういう森の中は、常に土が良くなっていくような仕組みができています。同じ事を農地や庭、学校の校庭や、公園などですれば、休みの日にわざわざ遠くの山まで行かなくても、居心地の良い気持ちいい環境ができるかもしれません。
森の中では大量に草や枝葉が出ますが、ごみ処理業者、埋立場、焼却施設。全てが不要で、自然の中で処理され、土を肥沃にして環境を整えていってます。
森の中。草や枝葉などがいっぱい。でもごみ処理はされない |
こういう森の中は、常に土が良くなっていくような仕組みができています。同じ事を農地や庭、学校の校庭や、公園などですれば、休みの日にわざわざ遠くの山まで行かなくても、居心地の良い気持ちいい環境ができるかもしれません。
植物の廃棄物を土に戻す(コンポスト)
ゴミとして捨てられていますが、提案しようと思ったらいたるところで使えます。数ヶ月で土のようになるのでこれを、学校でも、庭でも、農地にでも返す。ただそれだけ。最初の写真(草)が数ヶ月で土のように変化 |
その取組みの一つで、ハワイに行った時にコンポストづくり(緑の廃棄物を土へ返す)を子供たちや農家の方々と一緒にやって来ました。
最初は教えてくれと頼まれたのですが、コンポストづくりはそんな特殊なことをしないのでベーシックな形でやることに。
最初は教えてくれと頼まれたのですが、コンポストづくりはそんな特殊なことをしないのでベーシックな形でやることに。
スーパーから野菜や果物の廃棄ぶつを |
国や言葉が違っても、土づくりのプロセスはほとんど同じ。コンポストづくりは気候や環境で少し違うけど根本は同じです。
使える原材料はだいたいどこにでもあるもの。草や葉、木や枝、食べ残したものや野菜くずなど、家畜ふんなど。
野菜くずと選定した木の葉を混ぜて、隣の農場から、おがくず入の馬ふんをもらってきたので、それを使いました。小さい規模なら手作業でもできます。
農地からは刈草と野菜くずを |
これで積み込み完了。だいたいここまで1時間。乾燥している地域なので、水をたっぷりかけて、外側はカバーをして完成
乾燥地なので水はたっぷり |
子供たちが帰ってから、もう一つ作りました
2つ目 |
できあがり |
こんな風に、どこの国でもほとんど同じように土づくりができます。
ゴミとして捨てるより、燃やすより随分いい方法だと思いませんか?
土に返せるものは大抵、原材料になります。子供たちがこういうものはコンポストの材料として使えることを知って、経験することは、すごくいいことです。知っているだけでゴミとして袋に詰めて捨てるのはおかしい?と思うはずです。
知らなければただのゴミ。知っていたら次の時代にとっての資源として使える。木を植えたりと同じで、小さいことでそれをしたからといって、すぐに変化が出るわけではないですが、種を撒いておかないと発芽しないのと同じように、すこしずつでも使わないと、何時まで経っても変化は起きません。
ゴミと思っていたものが、良い土になっていくというのが世界中で当然していきたい。
こういう環境を作るために、「緑の廃棄物」は別枠でリサイクル出来る環境を整備していきたい。
庭やスペースがある方は、こういう植物は捨てずにリサイクル。是非始めてください
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