地面から上を見て、下は見ない。
○「家庭菜園と土づくり」
日時 :10月7日(日) 13:00~15:30
場所 : リビングソイル研究所
参加費:3000円(飲物とお菓子付・プランター土と苗(種)のお持ち帰り付)
* 家庭菜園編では、プランターを使います。ご持参頂くか、こちらでのご用意の場合、プランター代、別途200円かかります。
お申込み、お問合せは、soilution100@gmail.comまで
農地、庭、山、街路、公園、学校などで、植物の管理をする人はいても、土の管理をする人はいません。それと同じように、庭づくりをする時も、山の木の管理をするときも、公園などでも、土を考えているケースは、残念ながらあまりありません。
木の管理をするのであれば、木を見て、木に虫がいたり、菌による病気がついていたら、殺虫、殺菌したりします。
しかし、その原因が根本の土に?という風に考えられることはありません。
ほとんどの庭の現状?
7月末に姫路にオープンした、カフェ・パーランドにはガーデンスペースがあって、木が植わっていたり、店で使うためのハーブが植えられていたりしますが、驚くほど育たないそうでした。
店主の井上さんは、以前埼玉に住んでいた時に、家の庭で野菜やハーブを育てていたそうですが、その時はよく育っていたのに、こっちに来て全然育たないのに驚いたそうです。
このあたりどこでもほとんど同じなのですが、業者の方に任せてしまうと、真砂土を入れてすぐに植物を植えてしまいます。真砂土は痩せている土で、栄養も乏しければ、水の保持力も乏しく、生きものの生きる環境としても悪い土で、良い状態にするのにはかなり時間がかかってしまいます。
この土の状態だと、ほとんどの植物が育つのには、不利な条件。かわいそうです。
この様な場合に、植物が弱っている、生育しないからといって、化学肥料をやるというのは、確かに植物の生育には良いかもしれませんが、
土の状態が変わっていない=また同じことが起こる→化学肥料依存に?
そうしない形として、地面より下。土を見て状態を良くしていく事になりました。
バジルで比較
比較を実験的に、ちゃんと記録をとって、あまりやって来なかったのですが、今回いい機会で、土の状態や、条件がほぼ同じなので比較の記録をとって見ることにしました。
井上さんが、植えてからほとんど生育していない?と言われていたバジルを例にしています。
2つのバジルは、ほとんど同じ大きさですが、左手の方が状態は良く、右手はサイズは同じくらいですが、少し葉の状態が悪く、色も少し黄ばんだ色をしていました。
右手の方を、土を良くしていくという形で、左手のほうをそのまま、さわらずにどういう変化が起きていくでしょうか。
両方共に店から出たコーヒーかすを同じだけ撒いています。右手の方は少し黒っぽい土に見えますが、土の改良をしています。
スタートの日 |
ちなみに下は6日後の状態。
6日後 |
追記で20日後
20日後 |
早くも変化が現れていて面白い。継続してどういうふうに変化していくか、記録していきます。こういう実験は、もっと大きな規模でやって行きたいですね。この実験はパーランドのブログでも書いてくれています。
パーランド店頭の庭でいつでも見れますので、行かれる方は見てみてください。
ガーデニングと土づくり
庭や菜園で、土の状態が良くなれば、ただ植物が良く生長するだけでなく、環境的にも二酸化炭素の削減や、水の保水など、様々な形で貢献できます。
何より、そこで野菜を育てていれば、より美味しく、栄養価の高い作物が採れる様になって、楽しみも増えるし、土の状態の変化が、少しずつ自分にも返ってきます。
こんな風に、普通の庭の土を良い状態に変えていくことで、実はいろんな所に変化が起きてきます。
10月4日に、パーランドの庭の土の改良するのですが、それをワークショップ形式で、興味のある方に参加していただける形にしました。パーランドの土を良くするだけでなく、自分の家の庭ででもできるように、解説や体験を交えてやる予定です。
花や、ハーブ、樹木などの庭に合わせた土づくりをします。
10月7日は、畑で、どういう風に土を良くしていくかを、実際に畑の一画を使ってやります。こちらは野菜栽培の土編です。
○「家庭菜園と土づくり」
日時 :10月7日(日) 13:00~15:30
場所 : リビングソイル研究所
参加費:3000円(飲物とお菓子付・プランター土と苗(種)のお持ち帰り付)
* 家庭菜園編では、プランターを使います。ご持参頂くか、こちらでのご用意の場合、プランター代、別途200円かかります。
お申込み、お問合せは、soilution100@gmail.comまで
パーランド店頭でも
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