2012年6月8日金曜日

農家の勉強会 オープン&共有の場

先月5月より以前からずっと考えていてやりたかった、農家の勉強会を毎月開催していきます



新規就農した若い農家の仲間たちと毎月参加農家の畑を1軒ずつ渡り歩いて話するだけでなく、その農地の特性やどういう取り組みをしてどういう風にしてこれから良くしていくのか。またこれまで試してみたことがどういう成果を生んでどういうことは上手く行かなかったかなどをみんなで共有しながらそこで一緒に作業する
というような内容でやっています。

ただ聞くだけではなくその土地が自分のところとどう違うか、自分だったらこうするかな。
みんなにとって参考になること多いのではないかと思っています。
定期的に月1度の開催。

少人数で少しずつ形になっていけば良いな。


このモデルはオーストラリアに行っていた時のファーマーどうしのファーム訪問です。
TAFEという職業専門学校のオーガニックファーミングのクラスでも午前中は座学、午後からは色んな農場訪問でどういうことをしてどういう結果になったかなど各自の独特な取り組みを共有する技術交流の場。

これを作っていってみんなの土が良くなり、技術が向上し、環境が良くなり全体のレベルアップにつながっていけばなと思っています。
一人で一年にできることは知れていますが、10人が10通りのやり方をすればいろんな結果が出るその結果の中で良い結果につながり継続的にできるものを増やしていけばより良い環境をより早く作れることにもつながってきます

以下例の写真:
1日に3つの農場へ 各農場の取り組みとどういうふうに土を良くして作物の収量を上げながら環境も良くしてくかというような内容についてオーナーが説明していきます。

この時の参加者は30人以上。大半が近隣の農家



専門学校のオーガニックファーミングのクラスの午後からのフィールド訪問の一コマ。
ここは大豆のカバークロップの説明中。ここだけでもものすごい数の試したことのないことを実践していたので聞いて帰ってすぐ実践につながることいっぱいでした。


アボカド農家のアボカド栽培版。全員近隣のアボカド農家。ある農場へ行ってそこの農場での取り組み説明中


農家が集まって農場へというのを月に何度か。もちろん全員が全部行くわけではないけども、オーストラリアのオーガニックファーマーのレベルが高いなとおもったのはなぜかというとこういうことを農法などで区切ってしまわず、オープンにして技術や情報共有して全員がいろんなやり方で土を良くし、環境を良くしていくことを実践しているからだと思っています。

日本でも徐々にこういう場をつくっていこうと思ってます



2 件のコメント:

  1. (゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
    いいと思うこういうの。
    何軒か平飼い養鶏してる先輩のとこへ見学に行って
    みなそれぞれ、その土地その環境に合ったその人なりの
    やり方をされていて「自然養鶏」と言ってもいろいろ
    あるんだなと思ったし、いいことは取り入れて
    自分たちなりの自然養鶏をしていったらいいなと思い
    今に至る。

    実際に現場に行かないとわからないこと
    (餌とか床材の発酵してるにおいとか湿度とかみたいな視覚以外で感じられること)
    本読むだけじゃわからんことを勉強したいね。

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  2. マキさん

    もうちょっと早く聞いてたら調整できたんですが…。
    太郎氏から報告聞いてください!

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