例えば、石油資源の枯渇。水の枯渇。もちろん食べものを育てる土(表土の枯渇)
この辺りを考えて日本のように狭い国土の中で十分な食べものを育てると言うことは大切になってきます。
水資源は豊かですが、土は豊かなものが段々と失われてきていますし、石油に関しては資源がないです。
バイオインテンシブについての本 |
バイオインテンシブ(GROW BIOINTENSIVE)というやり方は小さい規模、家庭菜園など向きで大規模化は難しいですがかなり面白い考え方です。
小さい規模で、土をより良い状態に再生させながら、より多くの食べものを育てる。
ケニアでの取り組みがYoutubeにありましたので参考にどうぞ。
水の使用量が66-88%程少なくてすむというのは水資源が少ない国にとってこれから大切ですね。
中でも一番面白いのは自然が作る表土の60倍の表土を形成しながらの作物栽培。
- 100年で1cm~2.5cm程度と言われている表土が
- 100年で60cm~150cm。という計算に。
60倍にするのが大切なわけではないですが自然の管理よりも増やしていくということは毎年食べものを育てていく上で大切な要素ですし、より良い状態に年々育っていく。
もちろん食べものの質も毎年上がっていく。
アメリカのコーン栽培と表土
ちなみに、通常のコーン栽培などでは1ポンド(453g)の食料を育てるのに6ポンド(2718g)の表土が失われているそうです(アメリカのコーン栽培)
バイオインテンシブ
このやり方では1ポンドの食べものを育てるときに、20ポンド(9060g)の表土ができている計算になるそうです。
基本的な要素のミックスですが、こういう考え方を取り入れてというのは面白く動画もすごく良かった英語ですが、見るだけでも十分わかると思います。
The reason for growing crop isn't just to eat ; its to grow soil
John Jeavons (How to Grow MoreVegetables著者)
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