アリス・ウォータース(Alice Waters)
スローフードやオーガニックフード、ベジタリアニズムのような「食」の話をする時に必ずと言ってもいいほど出てくる人がいる。
アリス・ウォータース(Alice Waters)という人でアメリカのカリフォルニア州バークレーで「シェ・パニース」というレストランをしている人ですが、彼女は特に食を変える運動をしているわけでも無ければ農家でもない。 彼女の影響力はすごく大きく、食や農に関わる多くの人の口から名前が出ます。
彼女の朝食かなり素敵です↓7分20秒辺りから
彼女は美味しい物を食べれる場所をということでオープンしたレストランで味で選んでいたらオーガニックの食材ばかりになったと言っていました。今地元の85件ほどの農家から毎日直接届けてもらってる食材を使って毎日違うメニューでその日の素材をお客さんたちに出してるそうです。
記憶に残る最高のデザート
シェ・パニースで驚いたのは、「雑食動物のジレンマ」の著者のマイケル・ポーランが、彼女の店を訪れたときのデザートについての話を聞いたときです。
彼は、「驚いたし今までで一番印象に残る最高のデザートだった。」
と数年前の出来事について語っていました。
そのときのデザートは完熟の桃。
ただそう書くとずいぶん普通。
その桃は店でなら売れないような木の上でついさっきまで熟れて待っていたような桃だったそうです。
確かにそんな桃は、生産者でない限りファーマーズマーケットなどにも持って行きにくいんでしょう。
美味しい物を食べて数年先でもそのイメージが残る。そんなことってあんまりないような気がします。グルメ?なこの時代毎日ゴチソウを食べながら数日前何を食べたかも覚えていない中そういう記憶を残せるようなものが食べれるなら行きたいもんです。
安全は当然でこれからは美味しさで
「おいしさで選ぶと、オーガニックの食材で地元の農家からというのに行き着いた。」とアリスが言っていますが、これはすごくこれから大事なことです。
農薬を使ってない、化学肥料を使っていない。除草剤を使っていない。
確かに毒物は無いかもしれないけど、それだけではプラスになるようなものは育つ環境にはできません。
安全・安心かもしれないけども、本当に美味しいとは言えないものが多いのが現状だと思います。日本の有機農業はかなりの問題を抱えてるのは、化学肥料を有機質肥料に置き換えて、農薬を化学合成のものではなく、自然由来のものを使う。
このような代わりの何か使うのが、多くの場合ベースとなっています。
毒物をなくすのは当然のことながら、植物が育つ環境を整え、土を再生しながら良い状態を作り、本来の野菜や穀物などのおいしさを引き出すことは、農薬や化学肥料の代わりに何を使うかではなかなか難しいように思います。
今までとは違った形で、美味しく育て、そうやって育ったものが美味しくて消費者に選ばれる。
こういうふうに変えて行かないと、農薬を使っていないや化学肥料を使わない、70年代の有機農業運動をまた繰り返してしまうように思います。
おいしい革命のための土の再生
「おいしい革命」を起こしていくための鍵となるのは「土をベストな状態に管理する」です。アリスが選ぶ多くの農家が最も大切にしていることは、土を常に良くし続けていくことです。
日本でも、そのための考え方や技術、農業への取り組みなどを、彼女がやるような食育菜園(エディブル・スクールヤード)やローカルフードの活動などに取り入れていくことが大切だと思っています
スローフードやオーガニックフード、ベジタリアニズムのような「食」の話をする時に必ずと言ってもいいほど出てくる人がいる。
アリス・ウォータース(Alice Waters)という人でアメリカのカリフォルニア州バークレーで「シェ・パニース」というレストランをしている人ですが、彼女は特に食を変える運動をしているわけでも無ければ農家でもない。 彼女の影響力はすごく大きく、食や農に関わる多くの人の口から名前が出ます。
彼女の朝食かなり素敵です↓7分20秒辺りから
彼女は美味しい物を食べれる場所をということでオープンしたレストランで味で選んでいたらオーガニックの食材ばかりになったと言っていました。今地元の85件ほどの農家から毎日直接届けてもらってる食材を使って毎日違うメニューでその日の素材をお客さんたちに出してるそうです。
記憶に残る最高のデザート
シェ・パニースで驚いたのは、「雑食動物のジレンマ」の著者のマイケル・ポーランが、彼女の店を訪れたときのデザートについての話を聞いたときです。
彼は、「驚いたし今までで一番印象に残る最高のデザートだった。」
と数年前の出来事について語っていました。
そのときのデザートは完熟の桃。
ただそう書くとずいぶん普通。
その桃は店でなら売れないような木の上でついさっきまで熟れて待っていたような桃だったそうです。
確かにそんな桃は、生産者でない限りファーマーズマーケットなどにも持って行きにくいんでしょう。
美味しい物を食べて数年先でもそのイメージが残る。そんなことってあんまりないような気がします。グルメ?なこの時代毎日ゴチソウを食べながら数日前何を食べたかも覚えていない中そういう記憶を残せるようなものが食べれるなら行きたいもんです。
安全は当然でこれからは美味しさで
「おいしさで選ぶと、オーガニックの食材で地元の農家からというのに行き着いた。」とアリスが言っていますが、これはすごくこれから大事なことです。
農薬を使ってない、化学肥料を使っていない。除草剤を使っていない。
確かに毒物は無いかもしれないけど、それだけではプラスになるようなものは育つ環境にはできません。
安全・安心かもしれないけども、本当に美味しいとは言えないものが多いのが現状だと思います。日本の有機農業はかなりの問題を抱えてるのは、化学肥料を有機質肥料に置き換えて、農薬を化学合成のものではなく、自然由来のものを使う。
このような代わりの何か使うのが、多くの場合ベースとなっています。
毒物をなくすのは当然のことながら、植物が育つ環境を整え、土を再生しながら良い状態を作り、本来の野菜や穀物などのおいしさを引き出すことは、農薬や化学肥料の代わりに何を使うかではなかなか難しいように思います。
今までとは違った形で、美味しく育て、そうやって育ったものが美味しくて消費者に選ばれる。
こういうふうに変えて行かないと、農薬を使っていないや化学肥料を使わない、70年代の有機農業運動をまた繰り返してしまうように思います。
おいしい革命のための土の再生
「おいしい革命」を起こしていくための鍵となるのは「土をベストな状態に管理する」です。アリスが選ぶ多くの農家が最も大切にしていることは、土を常に良くし続けていくことです。
日本でも、そのための考え方や技術、農業への取り組みなどを、彼女がやるような食育菜園(エディブル・スクールヤード)やローカルフードの活動などに取り入れていくことが大切だと思っています
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