2011年1月4日火曜日

非常識な米栽培

前から気になってたSRI(System of Rice Intensification)という米の栽培技術。

ちょっと調べてみるとYoutubeにもあるようだ。
英語圏じゃなくアジア圏で普及してるから情報量がないのか。まだまだ発展途上だからか。

日本でもこれから少しずつ増えていくんじゃないかと思う。

下の写真はコーネル大学のHPにあったもの
写真の左手に持っているのがSRI。右手に持っているのがSRIでない通常栽培。



1反。約300坪。で収穫量が普通は7俵(420キロ)位だと言われてますが、SRIでやると最大1反で約25俵(1500キロ)も可能だといわれてます。嘘みたいな数字。
420キロの通常の収穫量と比べると約3.5倍。

1反の栽培で3反5畝の収穫ができるという単純計算。
こちらも写真拝借
元の記事はこちら
http://blog.nus.edu.sg/lsm3251/2008/08/19/32/




それも特に特殊な肥料を使うわけでもなく
農薬もほとんどいらない
水もそんなに必要ない(かわりに除草は大変になる)
種もみがかなり少なくてすむ(半分以下は確実か)



などなど

いいところが多い。
途上国で取り入れられているということで費用もかからず食べる量をしっかり確保し、余剰分を売れる。狭いのうちにちょうどいい方法なのかもしれない。ただ、今までのやり方が定着してる国では普及が難しそう。

簡単に方法を

1、強い種を選ぶ
2、幼苗を植える(8から10日程度の)常識では早過ぎる苗
3、植えるときに25cm×25cm程度の間隔で(日本の通常から比べるとかなり広い)
4、水をはるのを控える。土中に空気がおくれるように管理する。


普及するかどうか。分からないけど、試してみたいものです。

常識を疑ってみないとこういう結果も出ないのかもしれないです。

今常識なことも昔は非常識だった。非常識の中に革新があるから常識に囚われてたら進歩出来ないですね。

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