2010年2月28日日曜日

農楽とコンポスト


最近何度か、ひょうごの在来種保存会と兵庫県立大学の教授と生徒たちがやっている農楽部にお邪魔しています。部といっても週1の気軽に参加出来るモノですが、大学のキャンパス内に畑がありキャンパス内の落ち葉を集めてそれと平飼いでエサにもこだわった鶏の鶏糞を重ねてコンポストをしていました。

これがすごく良い状態になっていました。香りも良いし、なんといっても手触りが良い。何でもそうですね。本当に良い作物は見た目も良い、味もいい、五感で楽しめるものです。

コンポストも同じで、本当に良い状態になったら手触り、香り、見た目、握った時の感覚など全てがきれいで気持ちがいいです。

科学的な数字よりも感覚で良し悪しを判断するというのが土を見るときには必要だといつも思っています。


それと比べてちょっと発酵しただけの鶏糞などは気持ちの良いものではないですね。感覚だけでも分かるような気がします。そういう感覚だけでやってみても良いのかもしれませんね。人間も本能では良いものを知っていますね。

握ったらこんな感じです。いい感じ!


どこの畑でもそうですが良い土は本当にさわってて気持ちがいいい。作業中の畑。在来種の保存ということで岩津ねぎの種を取るように良いものを選別して植替えていました。この岩津ねぎの種がまた来年、より良いものになっていくんでしょう。
農楽部は人数は少ないけど見ていてすごく新鮮な気分になります。
どうやったらいいのか分からない中を自分たちで考えながら種を植えている姿を何十年も農家をやっている人が見たらどう見えるのかな~と思いました。
こういう光景はスゴクいいものですね。農楽部はもっともっと部員が増えれば良いのに。


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