3年ほど前から国土交通省のたつの出張所の方々と一緒に、地域の一級河川の管理で発生する刈草(堆肥化)と、外来種の樹木の処理を環境に配慮した形で行う取組をしています。
今年度は特定外来種が入ったものは堆肥化禁止?という通達があったため、中断になってしまっていますが、特定外来種も処理出来ていることが伝われば来年度から再開できる可能性も出てきました。
久々に見に行って話を聞いてきましたが、今年度は堆肥化できなかったため、全量焼却場へ。水分を大量に含む71トンの草を焼却したようです。
焼却費用は
1トンあたり15,000円
71トンなので1,065,000円
ゴミとして燃やすだけでこれだけの費用がかかっています(ちなみに今期もう一度草刈があるので、まだかかります)
堆肥化していく中でかかるコスト(人件費、機械などの管理費用)
は予算内で収まるだけでなく、より安い費用で出来るため、余った予算で新たに特定外来植物の駆除などに時間や費用を当てられています。
国土交通省が取り組みを少し変えるだけで、環境や社会に与える影響はものすごく大きいと思います。
土を再生させながら、コストを抑え、環境も改善していけること、実は身の回りにいくつもあります。少しずつ良い方向に変えていきたいですね。