2014年10月11日土曜日

弱っていく植物とその理由




家から見える中庭に一本だけ植えられた木が弱っている。
連絡を頂いて見に行って話を伺っていると、毎年弱って枝が枯れていくし、葉っぱが常に病気にかかっているということで、実際に それが見て分かりました。




植えてから6年間、何度か「プロ」に依頼をして何とかしてほしいと思っていたけど、毎回殺菌剤を撒いて、弱った枝を切るだけでよくはならない。






なぜか、その理由は土にありました。
少し掘ってみても全く根が出ていない。深く掘ってみると、土が圧縮されて固まってしまい、空気が通らなく、水も通らない。
さらに深く掘るとメタンのにおい。
空気がほとんど通っていない状態がずっと続いていた。だから根が生育できず弱っている。
今回のケースはこれが一番の原因でした。



植物が病気にかかる、弱っているとき。
病気の原因→虫・菌→原因を殺す ということを行われますが

実際多くのケースが下のような順番で起こっていると思います。
何かの理由で植物が弱っている→生育不良→弱っているから虫や菌類にやられやすくなる→症状があらわれる。

この場合にただ、症状に出ている虫や菌を殺しても、根本的な問題が解決しないでしょう。

本当の原因は何だったのか。それを見極めることが一番大切なことなのでしょう。

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