2012年10月2日火曜日

風土を築く

ルイス・ブロムフィールドという作家
だいぶ昔に亡くなっている方ですが、わりと有名な作家で、彼自身は作家として本を書きながら、農業をしていたのですが、「マラバー農場」というタイトルの本の記述で面白いものがあります。


それは、ちゃんとやっているオーガニックファーマーにとっては、当たり前のことで、他の国へ行っても通じること。

「土の状態=食べものの質」=食べる人への影響

彼は1940年代に、当時の問題(犯罪などを含む問題を引き起こす人)に対してどういうアプローチを取れば良いかという事を書いていました。


それには、3つ大切なことがあるとありました。
1,土
2,食べもの
3,教育

教育を変えるのは大切だけど、それ以上に、その人が食べるもの。
そしてその食べものが育っている土の状態が大切だということ。
教育を改革しても、上の2つがボロボロでは意味がないという意味のことを書いていました。


土が悪いからということは実証は、実際には難しいです。
住んでいる地域(例えば県によって)様々な人の違いがあります。その違いは風土の違いによるということを言われたりしますが、「風土」という言葉には「土」が入っています。土の違いによって、文化的な違いなども作られていくんでしょう。いい風土や文化を築いていくのに、土の再生をすることで貢献できるのかもしれません。

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