2010年10月30日土曜日

食を考える=土を考える

最近、食や農、環境についてのドキュメンタリーのドキュメンタリーの映画を色々と見てみて、翻訳されているのが少ないことが分かりましたが、ほとんどの映画のテーマが遺伝子組み換えや環境汚染に関する漠然としたものやモンサントのような特定企業の批判とか(これは必要だと思いますけど)で面白くないなか、

ひとつ面白かった映画がこれ、
Dirt Movie 


日本語に訳されて上映されることはありえない位可能性低そうな映画ですが、
内容も面白いし、なにより土にフォーカスしてるところが良い!

この何年か以内に日本語に訳して上映したいので、映画を観てもらうことで
土と環境や土と農、土と健康とか、考え方が変わる人が増えてちゃんと土をケアする
ような時代にしていきたい。


昨日から、野菜など植物に含まれている硝酸態窒素の濃度を図れる機器を買っていくつかサンプルの検査をしてみて驚くのは、予想以上に硝酸態窒素が多いということ。

例えばこれ。近くの農家さんのところで抜き打ちサンプルを測ってみたら、レタスでなんと7800ppm!
信じられない数字。


日本の土壌は薬漬けなだけでなく、窒素過多でこのままだとえらい事になりそう…
どちらかというと、ここの農家さんは、まだ肥料を入れる量は聞いた限り少なそう。それだけ蓄積が多いのか。

最初機器の故障かと思いました。


難しい説明は省いて、簡単に硝酸態窒素の悪影響をあげると
過剰な場合

  1. 作物の品質劣化が早い
  2. 苦味、など味が悪くなる。
  3. 健康上への影響(メトヘモグロビン血症や発がん性物質と言われるニトロソアミンの生成など)


育てる農家さん、食べる消費者、流通の店舗や卸。
誰にとっても良いことではないんですが…


測ってみて、想像以上で日本の農の現状のあまりの恐ろしさに「どないしよか・・・」とおもてしまいました。

考えても仕方がないので今から変えなければ!

映画も現状を伝えるためにもきっと日本でも上映したほうがいいでしょうね。

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